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2016年01月25日

入院のはずが…

今日から手術の為、入院する予定で病院へ行きました。
今朝、家を出る時、「さぁ、行くよ。」って次男に言ったら、「ぜったい、いかない。」って、次男が言いました。
入院する事を察していたんでしょう。

少し、鼻水も出ていた為、入院の前に少し検査してから入院するか決めましょうという事になり、採血とレントゲン、心エコーをしました。

その結果、風邪をひき始めている可能性があるという事と、左側の肺へ行っている肺動脈が、細くなっている事がわかり、再度カンファレンスをしてからの方が良いという事で、手術はまた後日になりました。

心エコーの画像から原因として、ノーウッド手術の時に再建した大動脈が太くなり、その大動脈の彎曲している部分の下を通っている肺動脈を圧迫して細くなっている事が考えられるという事。

画像から、左の肺動脈の太さは、3〜4㎜ぐらい。
通常、この月齢の子の肺動脈の太さは、6㎜ぐらいらしいので、約半分の太さ。

ノーウッド手術をした子は、この再建した大動脈が太くなりますが、次男の場合、元々の大動脈が短かった為、肺動脈が通るスペースが狭くなってしまったので、このような事になったようです。
ノーウッド手術の時に、ある程度説明を受けていたので、あまり驚きはなかったです。

で、この問題を解決する為の2つの処置方法があり、先生が説明して下さいました。
1つは、その太くなった大動脈を縫い細くして、肺動脈を圧迫しないようにする方法。
ただ、縫う事によって大動脈弁の形が変わり(弁がピタッと合わさらず)、うまく機能せず、大動脈弁の逆流が起こってしまう可能性があるそうです。

そして、もう1つは、太くなった部分の大動脈を人工血管に置き換える事。

どちらの方法を取るかは、胸を開いてみないと何とも言えないとの事で、フォンタン手術の時に、この処置をする事になりました。

あと、前回のカテーテルから半年以上経過している事から、新たな側副血行路が出来ている可能性があるので、手術前に再度カテーテルをするか、手術後にするかも検討するという事です。

まぁ、何はともあれ、手術前にわかって良かったです。
気長に行きます。


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